・ホルモンの分泌器官と働きを覚えておく!
① 内分泌系とは
内分泌系は、ホルモンを分泌する腺や器官から成り立っており、体内のさまざまな生理的機能を調節する役割を果たします。ホルモンは血液を通じて全身に運ばれ、特定の標的細胞に作用して、成長、代謝、ストレス応答、体温調節などの重要な機能を調整します。
② ホルモンの働き
ホルモンは、以下のような多様な働きを持っています。
- 成長と発達の調節: 成長ホルモン(GH)は身体の成長を促進します。
- 代謝の調整: インスリンは血糖値を下げ、グルカゴンは血糖値を上げる役割を果たします。
- ストレス応答: アドレナリンはストレス時に心拍数を上げ、エネルギー供給を促進します。
- 生殖機能の調整: エストロゲンやテストステロンは生殖機能や性特性の発達に関与します。
- 体内環境の恒常性維持: ホルモンは水分、電解質、酸塩基平衡を調整します。
③ ホルモンの種類
以下の表に、主要なホルモンの分泌器官とその働きをまとめます。
| ホルモン名 | 分泌器官 | 働き |
|---|---|---|
| 成長ホルモン (GH) | 脳下垂体 | 身体の成長と細胞の再生を促進 |
| インスリン | 膵臓 | 血糖値を下げ、グルコースの取り込みを促進 |
| グルカゴン | 膵臓 | 血糖値を上げ、肝臓からグルコースを放出 |
| アドレナリン | 副腎 | ストレス応答を促進し、心拍数を上昇させる |
| エストロゲン | 卵巣 | 女性の生殖機能と性特性の発達に関与 |
| テストステロン | 精巣 | 男性の生殖機能と性特性の発達に関与 |
| バソプレッシン | 脳下垂体 | 水分の再吸収を促進し、血圧を調整 |
| コルチゾール | 副腎 | ストレス応答や代謝を調整 |
④ 免疫とは
免疫は、体内に侵入した病原体や異物から身体を守るための防御機構です。免疫系は、特定の病原体を認識し、排除するための複雑なネットワークを形成しています。免疫は大きく分けて以下の2つに分類されます。
- 自然免疫: 生まれつき持っている免疫で、即座に反応し、広範囲の病原体に対して防御を行います。皮膚や粘膜、マクロファージ、好中球などが含まれます。
- 獲得免疫: 特定の病原体に対して特異的に反応する免疫で、感染やワクチン接種によって獲得されます。B細胞やT細胞が主要な役割を果たし、抗体を生成することで病原体を排除します。


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