低温腐食と高温腐食

・低温腐食の概念と主な防止策を覚えておく!
・高温腐食の概念と主な防止策を覚えておく!

 

① 低温腐食

  • 温度条件: おおよそ摂氏0度から300度までの範囲で発生します。
  • 原因: 排ガスなどに含まれるSO2から平衡的に生じるSO3が水と反応して生成する硫酸が原因です。ガス状の硫酸が液化して腐食します。
  • 影響を受けやすい材料: 鉄鋼、アルミニウム、銅などの金属
  • 防止策:
    • 硫黄分の少ない材料を使用する
    • 酸露点以下にせず液体硫酸を生じさせない
    • なるべく小さい空気比で燃焼を行う

 

②高温腐食

  • 温度条件: おおよそ摂氏300度以上の範囲で発生します。
  • 原因: 重油等に含まれる金属化合物(主にナトリウムやバナジウム系)が腐食の要因となります。
  • 影響を受けやすい材料: 高温で使用される特殊合金やセラミックス
  • 防止策:
    • 耐熱材料の使用
    • 適切な冷却システムの導入
    • 高温腐食防止剤の使用

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