ダストとは?/基本用語

・ダストの定義および、種々の言葉について理解する!

①ダストおよび関連概念の概要

1.1 ダストとは

ダストとは、ガスに含まれる固体の粒子のことです。これらの粒子は、燃焼や工業プロセスなどで発生し、環境や健康に影響を与えることがあります。

1.2 ダスト濃度

ダスト濃度は、ガス1リューベ(立方メートル)あたりに含まれる粒子の質量として定義されます。これは、空気やガス中に含まれる微小な固体粒子の濃度を測定するための重要な指標です。

1.3 粒度

粒度は、粒子の大きさの程度を表す尺度です。粒度の違いにより、必要な集塵装置の種類や性能が大きく変わってきます。例えば、大きな粒子を捕捉するための装置と、微小な粒子を捕捉するための装置は異なる設計が必要です。

②分布の定義

2.1 積算分布

積算分布は、累積分布とも呼ばれ、特定の粒径以下の粒子の割合を示します。一般的には縦軸にふるい上(%)、横軸に粒径をとります。ふるい上%を残留率として表現することもあります。

2.2 頻度分布

頻度分布は、適当な間隔ごとに質量や個数などを基準に割合を表示したものです。これは、粒子の大きさごとの分布を視覚的に理解するために用いられます。

③平均粒子径

平均粒子径は、粒子集団の平均的な大きさを示す尺度です。いくつかの指標があり、その代表例を以下に示します。

  • 中位径: 全粒子数の50%がこの径以下にある粒子径。
  • 最頻度径: 最も多く含まれる粒子の径。

④ロジン・ラムラー分布

ロジン・ラムラー分布は、一般的な産業排ガスに近いモデルの分布であり、次の数式で表されます。

R(x)=1−exp⁡(−(xx0)n)R(x) = 1 – \exp\left(-\left(\frac{x}{x_0}\right)^n\right)

ここで、R(x)R(x) は粒径 xx までの累積割合、x0x_0 は特性粒径、nn は分布の鋭さを示すパラメータです。

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