集塵装置の選定方法と種類

・各種類の集塵装置の特徴を抑えておく!

① 集塵装置の選定と基本概念

1.1 粒径分布の重要性

集塵装置の選定には、対象ダストの粒径分布が重要です。粒子の大きさに応じて適切な集塵装置を選ぶことで、効率的なダスト除去が可能となります。

1.2 一般的な基準

数ミクロン以上の粒子では遠心力集塵装置で対応できます。それ以下の粒子に対しては、ダストの特徴に応じた使い分けが重要となります。

1.3 基本流速の定義

集塵装置の重要な機能ファクターは「基本流速」です。基本流速とは、機械中の代表的な場所におけるガス流速を指します。

② 集塵装置の種類と特徴

分類 集塵装置の種類 集塵の方法 特徴
流通形式 重力集塵装置 重力を利用して粒子を沈降させる シンプルな構造でメンテナンスが容易。大きな粒子に有効。装置自体が大きく、設置スペースが必要。
流通形式 遠心力集塵装置 遠心力を利用して粒子を分離する 数ミクロン以上の粒子に適用可能。効率が高いが、設置スペースが必要。高回転部品が含まれ、定期的なメンテナンスが必要。
障害物形式 電気集塵装置 高電圧をかけて粒子を帯電させ、集塵板に引き寄せる 微小粒子の除去に優れている。高価だが高効率。設置には専門知識が必要。
障害物形式 慣性力集塵装置 慣性力を利用して粒子を分離する 粒子の質量と速度を利用。中程度の粒子に適用可能。シンプルな構造で設置が容易。
障害物形式 洗浄集塵装置 液体を使って粒子を洗浄し、除去する 湿式処理が可能。液体の管理が必要。化学物質の取り扱いに注意が必要。
隔壁形式 バグフィルター フィルターを通して粒子を捕捉する 高精度な粒子除去が可能。定期的なフィルター交換が必要。フィルターの種類により、さまざまな粒子に対応可能。

コメント