・腎臓の構成部分の名称、それぞれの役割を理解する!
・尿が生成される流れを理解しておく!
① 腎臓の役割
- 腎臓は体内の水分や電解質のバランスを維持し、老廃物や毒素を排出する役割を果たします。さらに、血圧の調節や赤血球の生成を促進するホルモン(エリスロポエチン)の分泌も行います。また、酸塩基平衡を保つために、体内のpHを調整する役割もあります。
② 構造
- 皮質と髄質の違い
- 腎臓は外側の皮質と内側の髄質に分かれています。皮質は腎小体や尿細管が密集しており、主に血液のろ過が行われます。髄質は腎錐体と呼ばれる構造があり、尿の濃縮が行われる部分です。
- 腎単位
- 腎単位(ネフロン)は腎臓の基本的な機能単位で、約100万個存在します。各腎単位は、腎小体と尿細管から構成されています。
- 腎小体
- 腎小体は、糸球体とボーマン嚢から成り立っています。糸球体は毛細血管の塊で、血液がろ過される場所です。ボーマン嚢は糸球体を包み込む構造で、ろ過された液体(原尿)が集められます。
③ 腎臓の働き
- 原尿の生成
- 腎小体で血液がろ過され、血液中の水分や小さな分子がボーマン嚢に移動し、原尿が生成されます。この過程では、タンパク質などの大きな分子や血球は血液中に残ります。
- 尿細管での再吸収
- 原尿は尿細管を通過する際に、必要な水分や栄養素(グルコース、アミノ酸など)が再吸収されます。この過程により、体に必要な物質が再利用されます。
- 尿の生成
- 最終的に、再吸収されなかった水分や老廃物が尿として濃縮され、腎臓から尿管を通じて膀胱に送られます。これにより、体内の不要な物質が排出されます。
- 尿は弱酸性で、1日に約1500mLです。約95%が水分で残りが固体成分です。


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